ソプラノ

「あたし、サッカーの試合も見たいけど、バスケの試合がどんなのか、見てみたいんだ!」






由希は笑顔でそう言うと、「3点シュート!」と、ボールを放つ真似をした。











「ば~か。それじゃ、ゴールまで届かねぇよ!」






俺は腹を抱え笑い、由希は「もう!」と怒る。









「じゃあさ、約束!試合で3P決めてね!」








由希は両手でガッツポーズをすると、俺に向かって「ファイトー!」と叫んだ。








「いや、まだ出れるかわかんねぇから!」



俺はころころ変わる、由希の表情に笑いながら言った。







「い~や、絶対出れるって!」








由希は真面目な顔でそう言った。








「何で?」





俺は笑いながら由希に尋ねた。