ソプラノ

そんな俺の姿を、同級生の3人は恨めしそうに見ていた。








「おい、あっち使っていいってよ。シュート練習でもする?」






俺は振り向き3人に言った。









「あぁ。」





1人が言い、他の2人も頷いた。






俺はテンションが低い3人を不思議そうに見ながら、バスケットボールをゴールに向かって投げ入れた。



















―キーンコーン・・・・・








朝練終わりの合図のチャイム。









「おーい、早くしねぇと、会始まっちまうぞ!」





小林先輩は俺達に呼びかけると、ボールを片付け体育館から出て行った。






「よしっ、行くか!」










俺は、3人の同級生に言うと、ゴールを閉めた。








「なぁ、今日放課後、体育館に来れるか?」







同級生の1人、皆川が俺に尋ねた。







「ん?おぅ!」




俺はてっきり、放課に皆川も“練習”するんだと思い込み、皆川に向かって笑顔で答えた。