ソプラノ

翌日、俺は朝早く家を出た。










俺は朝もバスケの練習をしている。







家から学校までは歩いて10分、走って5分だ。











俺は一刻も早くバスケットボールに触りたくて、学校へと急いだ。









―キーンコーンカーン・・・・・






朝の予鈴が鳴る。







俺は教室に鞄を置くと、ロッカーに入れてあった自分のバスケットボールを右手に持ち、体育館へ走る。








「はよーっす!」





体育館に入ると、5人の先輩と、3人の同級生がいた。








「お、陸。朝っぱらから元気だなぁ!」




2年の小林先輩が、俺の髪を掻き乱す。





「ちょ・・・・やめて下さいよ!」




俺は笑いながら小林先輩の手をどけた。








「今日は、フリー練習だから、あっちのゴール好きに使えよ。」





部長である河野先輩が、ゴールを指差し俺に言った。






「本当ですか!?ありがとうございますっ!」





俺は嬉しさのあまりガッツポーズをしていた。