翡翠の姫君



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門番の人に挨拶して、ダッシュでレオの部屋へ向かう。



私は"レオ王子の友人"ということで、城に入る事を特別に許可されている。



みんな、この髪だから私の事がよくわかるみたい。



今では門番の人達ともよく話す。




「レオ!!」



バンッとドアを開けて、レオの部屋に入った。



「………あれ?」



でも、誰もいない…


どこ行ったのかな??