翡翠の姫君




うまくそらせた…?



「そういえば、セルトさんとティナさんは?」


辺りを見回すが、今日もいない。



「もうそろそろ来ると思うが…」



そうレオが言った時



「レオー!!」


セルトさんとティナさんがやって来た。



「おっ!エミリア起きたか!!」


いつもの様に元気なセルトさん。


「おはようエミリア。」


相変わらず綺麗に笑うティナさん。



「お二人とも、おはようございます!!」




自然と顔が緩む。



やっぱり、私はここがないとダメだ。



レオといる…みんなといるこの時間が唯一の

私の幸せ。