「……どうした…?」




「………ん。」



しばらく言葉が出なかった。





それでも…
レオの胸の音を聴いていると
腕の中にいると、自然と気持ちが落ち着く。




「…何かされたか?」




静かに話すレオ。


だんだん私も落ち着いてきた。




「………恐かった。」