「ぉわっ!!」



急に抱きついたから、バランスを崩して2人とも倒れる。



それでも私はレオの胸に顔を埋めたまま。




……恐かった。



もう、レオに会えなくなるんじゃないか。



また、あの頃に戻ってしまうんじゃないか。




今更、恐怖が襲ってきた。




そんな私に気づいたのか、心配そうに尋ねるレオ。