翡翠の姫君





良かった…けど…




この状況はっ……………





「ぁ、あの……レオっ……」





すごく、苦しいっ………!!




「ぁ…っ悪い!!!」



焦ってバッと体が離される。



「…大丈夫か?」



両肩を掴みながら私の顔を覗き込むレオ。




「だ、大丈夫…」






あらためてこんな近くで見るレオの顔に、今さら顔が熱くなってきた。