翡翠の姫君




―――――――




「…どうしたの!!!??」



看護師長の慌てた声が聞こえた。





あ…着いたかな………?




ガクは他の試験官に支えられたらしく、急に肩が軽くなった。



私は、わけもわからずその場に座り込み



「…これ…………」



握りしめていた薬草を、目の前にしゃがみ込む看護師長に手渡した。




…時間…間に合ったのかな?




そう聞く気力もなく、私はそこで意識を手放した。