来栖恭太郎は満月に嗤う

俺の言葉に、リルチェッタは必死に足を踏ん張った。

…そうだ、それでいい。

そうやって堪えてくれなければ、責め甲斐がないというもの。

俺は引き続き、鞭を振るう。

ビシィッ!

「くぁああっ!」

ビシィッ!

「うぐぅっ!」

ビシィッ!

「ひぎぃいぃっ!」

屋敷内に響き渡る、リルチェッタの悲痛な声。

そばで見ていたクレオが、耐え切れずに顔を背けた。