来栖恭太郎は満月に嗤う

クレオから鞭をしゃくり取る。

「リルチェッタ、しっかり立っていろよ?歯を食いしばっていないと衝撃で舌を噛む」

俺のその言葉で、彼女の血の気が引くのが感じられた。

「く…来栖様…」

震える声に、上手く噛み合わせる事のできない歯がガチガチと鳴らされる音が混じる。

「いくぞ」

何事か哀願しようとしたリルチェッタ。

その言葉を無視して、俺は鞭を振り下ろす!