でも菜月は周りからどう言われても、俺と縁は切らなかった。
同情かどうかはわからない。
だが不良と仲良くなったところで、さしてメリットなんてねーのにといつも思っていた。
やっぱり菜月の考えてることは高尚すぎて、俺みたいな馬鹿にはさっぱりわからない。
夕日に照らされた菜月の横顔を眺めながら、俺はそんなことを思っていた。
淋しげな、その横顔を見つめて。
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同情かどうかはわからない。
だが不良と仲良くなったところで、さしてメリットなんてねーのにといつも思っていた。
やっぱり菜月の考えてることは高尚すぎて、俺みたいな馬鹿にはさっぱりわからない。
夕日に照らされた菜月の横顔を眺めながら、俺はそんなことを思っていた。
淋しげな、その横顔を見つめて。
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