〔完〕本当の愛をあたしに教えて


普通の家とは比べ物にならないくらい
大きく広い過ぎる家・・・


部屋が何個もあり道に迷いそうな
ぐらい永遠に続く廊下・・・


あたしはまだそのときは5歳だった
けどわかっていたのかも知れない


普通の家とは違うんだ


ある日、家の倍以上ある庭で
きれいに咲くお花をお母さんと見ていて


突然お母さんがまじめな顔をして
あたしと向き合う形になった


あたしは驚いた・

お母さんのこんなまじめな顔を
見たのは初めてだった


今、15歳のあたしでも
あんなお母さんの顔を見たのは
あのときと、高校を違うところに
したいといったとき・・・


この二回だけだった