……ハァハァ
あれからすぐに翔先輩に腕を捕まれ、走り出した結果

「……しょ、ハァー翔、せ、先輩!先輩のペースで走らないで下さいよっ!!」

膝に手をつき、完全に走り疲れしたあたし……


「……翔。」

「…えっ?」


「だから……『翔』って呼んでよ。」

次の瞬間、顔を上げた目の前には翔先輩の顔が……

それも……ちかっ、近すぎる(汗)