〔完〕本当の愛をあたしに教えて


『優奈そんなに自分を責めないで』


あれからずっと零華はあたしの隣でこう慰めてくれた。


少し前……
代表5人は発表順を決めるため呼び出された。

本番まではあと数分…


ほぼ強制的に体育館へと連れてこさせられた。

先にいた生徒、先生、そして翔先輩、自分の親たちまでもがあたしを見つめる。

もちろんその視線に温かさなどあるわけがない。

あるのはどうして他人の男に・・
他の男に・・

翔先輩を・・・息子を裏切った。


誰も何も話そうとはしない。

でもその視線、雰囲気でわかる。


ここには零華のほか・・あたしの味方をする人はいない。


そう。たとえ親だとしても。

自分の会社に影響することは・・・実の娘であるあたしでも許さない。



あたしの1番の理解者・・・誰よりもあたしを信じてくれるあなたは・・・

こんな状況でもあたしを信じてくれますか?あたしの味方になってくれますか?