〔完〕本当の愛をあたしに教えて


「ちょっと優奈っ!!
 先輩に何も言わなくてもいいの?」


翔先輩が行ったのを確認したのかの
ようにドアが閉まった瞬間

あたしよりも慌てながら言う。



「もう、言いたいことは言ったから。」


再びゆっくりイスに座りなおし・・

ため息が出る。



「・・・何があったのよっ!!」


すぐに隣の席のイスに座り
興奮気味に聞く零華


「別に何も・・」


ない。そう言おうと思ったのに・・



「そんなわけないでしょっ!!」


「・・・どうして?」


「今、大倉が先輩に宣戦布告した
 って大騒ぎなのよ!!」