〔完〕本当の愛をあたしに教えて


隆臥が教室から出て行き・・


お互いに話そうとせず・・
数秒だったとき・・・


あたしのお弁当を見つめていた
翔先輩が・・・・



「じゃあ、そういうことだから・・」


「・・はっ?」


「優奈のパワーもらいますっ!!
 ってことで・・いただきま~す。」


いきなりそんなことを言った翔先輩
の手はすでにお弁当のから揚げを取り、
口に運んでいる途中だった。



「・・えっ・・ちょっとっ!!」


そう叫んでも・・
もう時は遅かった。


そして・・


「・・・う~ん!!
 やっぱり優奈のお弁当はおいしいね」


笑顔でから揚げを食べた翔先輩は
まるで・・1番最初にあたしの弁当を
食べた・・あのときみたいだった。