「俺が勝ったら、公開プロポーズで優奈に告白します。……翔先輩が勝ったら、俺は公開プロポーズを辞退します。優奈からも」
えっ!?
あたしに告白?
隆臥があたしに!?
まさかそんなわけは……
こんなに冷静さを無くしたのは久しぶりだわ。
きっとそれほど今のあたしは戸惑っているのね。
隆臥が告白……
そんなこと一度も考えた事がなかった。
「……それ、本当かよ。」
えっまさか翔先輩……
急に手汗がヤバイ。
緊張と戸惑いで今のあたしは普通ではない。
それでも冷静な翔先輩は話を続ける。
「だから、優奈からもって所。本当かよ。」
「約束しますよ。でも先輩が負けてもマジですからね」
あーもう最悪だ。
あたしは何も関係ないのにさ、何で賭けるのがあたしなのよ。

