「いやぁ今回の二人の婚約は
本当によかったよ。
今更で申し訳ないんだが・・
優奈さん、本当に翔と婚約してくれて
ありがとう。」
座ったままだったが・・
深々とあたしに向かって頭を下げた
翔先輩のお父様
「いえいえ・・とんでも」
「こちらこそ優奈をもらって頂き
本当にありがとうございます。」
あたしの言葉をさえぎり
お父様が頭を下げた。
「これからはお互い仲良くしましょうね。」
優しそうに微笑む翔先輩のお母様
やっぱりこのお母様から二面性は・・
絶対生まれない
「はい。
もちろんですわ。こちらこそ
よろしくお願いします。」
お母様が微笑み返し、
なんか・・・穏やかな空気になった。
「では紫堂会長・・・一杯どうですか?
お近づきのしるしとして・・・」
「いいですねぇ。
まだまだお話したいですからね。」

