〔完〕本当の愛をあたしに教えて


トントン・・


ドアをノックする翔先輩。

「は~い。どなた?」


ドアの奥から聞こえるのはお母様
の声・・
今日はずいぶんと機嫌がいいみたいだ。


「翔です。」

「優奈です。」

翔先輩に遅れないように名前を言うと
ドアが開いた。


そこにいたのは


翔先輩のお父様とお母様
そしてあたしのお父様とお母様

4人が向かい合うようにして
ソファに座っていた。


「お久しぶりです。」


翔先輩があたしのお父様にあいさつし
深々と頭を下げた。


4人が集まっていることに驚いたのは
あたしだけだったのかもしれない。

翔先輩は
今日のこと知っていたのかも・・・