~秘密の条件~
〇お互いのことは誰にも言わないこと
〇見かけだけの恋人同士になること
〇毎日放課後はこの部屋に来ること
以上
なお、どちらかが相手を好きになったら
・・・・・・
一通り読み終え、大きくため息が出た
「はぁ~、この続きは何なんですか
相手を好きになったら・・・って
あたしは、あなたのこと絶対に好きになん
てなりませんから、安心してください
ついでに、こんな契約書はあたしには
必要ありません!!」
あたしは、力強く言い切り先輩の前に
紙を戻した
絶対にこれで、もう終わりだ。
と思ってだけど・・・・・
「じゃあ、俺がおまえのことバラすよ
それでもいいの?
ついでに、おまえの方から俺に告って
きたから、ああなった。
とでも言おうなぁ~。」
のんきにあたしの怒りも知らない先輩は
またあたしに喧嘩売ってきた

