〔完〕本当の愛をあたしに教えて


だからあたしには零華に一生感謝して
生きていく。


出来ることはすべてやる。
零華が笑っていてくれるのなら。


「零華、大倉財閥って知ってる?
 隆臥はそこの跡取り息子だよ。」


「・・・わかんないや。
 でも、やっぱり隆臥くんもお金もち
 なんだね。  」


「・・・うん。そういうことになるかな」


「なんか、あたしの周りって
 みんなお金持ちばっかりだなぁ。」


そんなことをぼやいて零華もまた
じゃあまた明日ね。

そう言って教室を出た。



あたしはそのときまた気づいた。

まだ教室に残っているクラスメートが
あたしを見る目がいつも以上に冷たい
ことを・・・・・・


翔先輩の婚約者に、
悠里先輩とは生徒会で・・・

そして、隆臥とは小さいときの友達・・・


これに怒らないファンの皆様方は
いないだろう・・・


また戦わないとね・・
そう確信した日でもあった。