〔完〕本当の愛をあたしに教えて


「これ超、うまいじゃん!!」


そう言って、小学生のように
勢いよくあたしの作った弁当を
食べる翔先輩


「なら、よかったです。」

言葉ではこんなことしかいえないけど
心では凄く嬉しかった。


人に喜んでもらうこと

・・・・・それは自分にいい影響を
     与えてくれる。



そんなことを考えたのは
このときが初めてだった。


★★

「ごちそうさまでした。
 超、うまかったよ。

 ねぇ、明日からも作ってよ。」


そう言ってニッコリ笑った翔先輩は
このとき・・

間違いなく俺様王子だった。


あたしは、そんな大事なことを
忘れていた。