〔完〕本当の愛をあたしに教えて


「わかったよ。
 全部言うからそれでいい?」

 
「もちろん。
 そうこなくっちゃっ!!」


あたしは、零華にすべて話した。
まず、あの約束から翔先輩の宣言までを


「さすがだわ~
 翔先輩、やっぱりやることが違うわね」
 

すべてを聞き終えた零華の第一声はこれだった。


「でも、いいんじゃない。
 優奈は愛されてるじゃない。」
 
 
さっきの第一声から数秒間を空けて
零華はそんなことを言った。


「・・・えっ、どうして?
 あたしが翔先輩から愛されてるって?」