「もう少しこうしていても良い?」


眞下はそう言って俺に抱き着いたままだった


「今夜はビーフシチューにする。肉でも食って元気つけてもらわないとな」


櫻庭はそう言うと
眞下の腕をすっと下ろした

「明日からまたオフィスウォーが始まるぞ!!!」


眞下は
「私は誰にも負けないわ!これからは毎日あなたとランチタイム過ごしたい!!!」

「頼もしいな」櫻庭は笑いながら眞下の頭を撫でた


「その…子供扱い辞めなさいよね!私たち、そんなに歳だって変わらないんだから!」眞下は怪訝そうに口を尖らせる


「ほら、お前のそういうところが子供なんだ!」
(ほら、お前のそういうところが放っておけないんだ!)


「もう…!!!」