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「あの〜談笑中にすみません」というのはちよさんだった
「私たちから提案があるんです」

と、目を輝かせながら言ってきた

「提案?」黒崎は低い声で言った

「あの………あの………」
非常に申し訳なさそうなちよさんに俺は
「どうぞ、提案して下さい」と促してみた

と、言うのも黒崎が眉をひそめてにらみつけていては誰でも話しにくくなるのは当然である

黒崎にとってはそれが想定外の意見を聞く体勢なのかもしれないが…

「あっはい。モニターがせっかくあるのなら尚更ですが、スーツカフェ有志募集の本望を忘れない為にも二次審査はモニターを使っての審査にしたら如何でしょう?」

「だから、今その準備をしている」

「はい。でも本望とはズレつつあると思います。」

すると、今度はふさこさんが
「スーツカフェ…それはスーツの似合う男子の集合体でなければなりません!!!!!!」

穏やかなふさこさんからは掛け離れた大声に俺と黒崎は目を見開いたが

「確かにな」
という黒崎のひとことで二人の意見は採用された