雪哉が予約したイタリアンレストランは朝倉ホテルの数あるレストランの中でも人気のレストランだ。
大きなグランドピアノの前に真紅のドレス姿の女性が座っておりクリスマスソングを弾いている。
窓際の席に案内された雪哉と杏梨、あまりにきれいな窓の外の景色に杏梨はしばし見入ってしまった。
窓はホテルの中庭に面していて、ちょうど色とりどりのイルミネーションが見える。
「きれーい……」
杏梨から感嘆のため息が漏れる。
「喜んでくれてうれしいよ」
杏梨が窓から雪哉へ顔を向けてにっこり笑う。
あれ?ゆきちゃんの顔色……悪いみたい……。
「ゆきちゃん、具合悪い?」
「いや、そんなことないよ どうしてそう思う?」
「顔色がいつもより悪く見えたの」
首をかしげて言う仕草は愛らしい。
「店のライトのせいだよ」
「そうかなぁ……」
まだ疑っている杏梨から雪哉は側に立っていたウェイターに視線を向けてしまった。
大きなグランドピアノの前に真紅のドレス姿の女性が座っておりクリスマスソングを弾いている。
窓際の席に案内された雪哉と杏梨、あまりにきれいな窓の外の景色に杏梨はしばし見入ってしまった。
窓はホテルの中庭に面していて、ちょうど色とりどりのイルミネーションが見える。
「きれーい……」
杏梨から感嘆のため息が漏れる。
「喜んでくれてうれしいよ」
杏梨が窓から雪哉へ顔を向けてにっこり笑う。
あれ?ゆきちゃんの顔色……悪いみたい……。
「ゆきちゃん、具合悪い?」
「いや、そんなことないよ どうしてそう思う?」
「顔色がいつもより悪く見えたの」
首をかしげて言う仕草は愛らしい。
「店のライトのせいだよ」
「そうかなぁ……」
まだ疑っている杏梨から雪哉は側に立っていたウェイターに視線を向けてしまった。


