* * * * * *
街はクリスマス一色でカップルが浮き立っている時期、杏梨と雪哉、そしてこれからフランスへと出発する琴美は成田国際空港の出発ロビーにいた。
「琴美さん、気をつけて行って来て下さいね」
杏梨はオレンジ色の小さな紙袋を琴美に手渡した。
「これは……?」
渡されたオレンジ色の可愛い紙袋を見る。
「クリスマスプレゼントです」
「開けていい?」
「はいっ」
2人の会話を雪哉は優しい眼差しで聞いていた。
琴美は紙袋から箱を取り出し開けた。
「Lovely apricotの化粧品……」
箱の中には杏梨がチョイスした口紅やマスカラ、アイシャドーに頬紅などが入っていた。
どれも宝石箱のようなパッケージでウキウキした気分にさせてくれる見た目も使い心地も良い化粧品だ。
「琴美さんが似合うと思う色を頼んだんです」
「……ありがとう 杏梨ちゃん」
琴美はハンカチを目にあてた。
「メールくださいね?」
「ええ もちろん」
あきらの事件後、琴美は杏梨に深く謝罪し、今では何もなかったかのように仲良い姉妹のようになっていた。
パリへ行くのは寂しかった。
以前働いていたネイルサロンでもう一度人生をやり直す。
恥ずかしくない自分になるために。
「雪哉さん、杏梨ちゃんを連れて遊びに来て下さいね」
「ええ 必ず遊びに行きますよ」
それを聞いた杏梨は大喜びした。
街はクリスマス一色でカップルが浮き立っている時期、杏梨と雪哉、そしてこれからフランスへと出発する琴美は成田国際空港の出発ロビーにいた。
「琴美さん、気をつけて行って来て下さいね」
杏梨はオレンジ色の小さな紙袋を琴美に手渡した。
「これは……?」
渡されたオレンジ色の可愛い紙袋を見る。
「クリスマスプレゼントです」
「開けていい?」
「はいっ」
2人の会話を雪哉は優しい眼差しで聞いていた。
琴美は紙袋から箱を取り出し開けた。
「Lovely apricotの化粧品……」
箱の中には杏梨がチョイスした口紅やマスカラ、アイシャドーに頬紅などが入っていた。
どれも宝石箱のようなパッケージでウキウキした気分にさせてくれる見た目も使い心地も良い化粧品だ。
「琴美さんが似合うと思う色を頼んだんです」
「……ありがとう 杏梨ちゃん」
琴美はハンカチを目にあてた。
「メールくださいね?」
「ええ もちろん」
あきらの事件後、琴美は杏梨に深く謝罪し、今では何もなかったかのように仲良い姉妹のようになっていた。
パリへ行くのは寂しかった。
以前働いていたネイルサロンでもう一度人生をやり直す。
恥ずかしくない自分になるために。
「雪哉さん、杏梨ちゃんを連れて遊びに来て下さいね」
「ええ 必ず遊びに行きますよ」
それを聞いた杏梨は大喜びした。


