というより、なぜか全く関係ないはずのオレに罪悪感が生まれる


なんで特別科のやつらは平気なんだよ


良心がズキズキと痛むだろ!!!この顔見れば


・・・・・・・・・・・・もしかして見せてないのか?


そーいえば美鈴が言ってたよな


『気を抜くな』って


だからこういう時は弱みを見せないのか


どうにかしよう


オレに対してはこういう表情をして、弱みを見せてくれる。


その信頼にこたえよう。


とりあえずはあのバカ殿どもをやる気にさせればいいのか


あの見栄っ張り集団をやる気に


あぁ~なんだ。スゲェ簡単なことだ


今まで一番身近に経験してきたこと


古今東西、人に特に男にやる気出させるにはあれしかない


後はやり方だな


相手は特別科・・・・・・・・・・・・・貴族組。貴族かぁ~


「なぁ、特別科って紳士が多いのか?」


「えぇっと、まだよく知りませんが、皆さん見えるところでは紳士的に行動しようとしてますよ。


家名の誇りは親から言われるはずですし、礼儀などをそつなくこなすのが上流階級の嗜みって思う方は多いです」


家名の誇りに表面上は紳士、そしてその見栄を守りたい


「じゃあ、オレがなんとかしてやれるかも」


その言葉にエリサを驚いた表情を浮べ、即座に心苦しそうな顔になった


「いえ、そんな。石動様にそこまでしていただく『ただし』」


エリサのこの反応は予定通りのため、強引にさえぎる


ここからオレはエリサを納得させなければいけない。



「今からやる即興のお芝居にエリサが付いてこれればの話だ。


特別科の姫として最後まで貫けばうまくいく。というより、特別科の姫でなければ成り立たない


だからオレに感謝しなくていい


それに、オレがやるのが一番効果があるんだ。」


そう悔しいが、オレの周りでオレ以上の適役がいない。清なら大丈夫だが


あいつ今どこにいるんだ?校庭に清の姿はない