アタシは剣也が角を曲がって、見えなくなったので家に入ることにした。 『ただいまぁ~』 見るとそこにはニヤニヤしたアタシの母親、神崎早苗(自称…永遠の28歳。)が立っていた。 『なに…?』 「早く部屋に行きなさい?お待ちかねの人がい・る・わ・よ?」 『え……?』 「なんかの資料届けにきてくれたみたいだけど…。かっこいいコだったわ~。」 『まさか…』 アタシは二階の自分の部屋に急いで向かった。 「イケないことはしないようにね~」 母親はまだニヤニヤしていた。 『しないってば!!』