★★★ 外は街灯の灯りが目立つくらい暗くなっていた。 剣也はアタシを家まで送ってくれた。 『剣也、送ってくれてありがとね。』 「あ…当たり前だって!か…彼氏…なんだし…。」 アタシの“ありがとね”で剣也は有り得ないほど動揺していた。 それがなんだか嬉しく感じた。 『ん…じゃあ、明日。』 グイッ!! 『え……』