剣也がしていることに対してのではない。 奏の名前を聞いた途端に心臓が速く鳴りだした。 アタシの考えてることが勿論分からない剣也はそのまま続けた。 『ん…っ!やぁってば…!』 剣也はアタシの太ももに手を滑らせた。 その瞬間ー… 「紗…英…」 聞き慣れた声が聞こえた。