「俺…生まれてからこんな速く心臓動いた時ないかもしんねぇ…。」 『大袈裟だってば。』 《ドサッ!》 『ちょっ…剣っ…ここ学校…!』 アタシは西階段前の廊下に押し倒された。 もともと人通りが少ないし、放課後だから人がくる心配はないが…一応ここは学校であってこんなエッチなことをするところじゃないっ! 『んっ…やっぁ…っ!』 首筋を優しく舐められた。 「なぁ…紗英…これからは…誰にも触らせたくない。もちろん…伊藤奏にも…」 『か…なで…?』 一瞬ドキッとした。