「お前らなんかにだれが惚れるか」 セツナがフンッと腕組をする。 それでも俺らは引き下がらないぞ。 「俺ら熱血だし~」 「んなわけねーだろ」 セツナが鼻で笑うと近くにいた女子たちがひそひそと喋り出す。 「思川さんってあんな子だっけ?」 「絶対に変だよ、あんな思川さん」 俺はそういうひそひそ話が嫌いだ。