せーしゅん。【短編集Ⅲ】




屋上―。


「うんめぇ~。お前の母親のオニギリうまい。」


"内"のセツナはなぜかオレのおにぎりを頬張る。


あーーー、"内"に戻っちゃった・・・。


俺は大きなため息を付くとセツナはじっと俺を見た。



「そんなに嫌か??」


「嫌だよ!!俺は気が穏やかなセツナが好きなんだ!!」


嘆いているだけで俺はむなしい。


だって俺が恋していたセツナは偽物なんだから。