せーしゅん。【短編集Ⅲ】



「んー・・・・・そうかも・・・。」


ゆっくりとうなずく俺に早川は率直に言った。


「んじゃ、俺にくれ!!」


両手を差し出す早川。


「セツナを物扱いすんな!」


「セツナ!?おっ、お前・・・思川さんのことセツナって呼んでるの??」


驚く早川に俺は単調な口調で言ってやった。


「今頃気づいたのかよ、付き合ってんだから下の名で呼んでいいだろ?」


「はあ・・・。」


「あの…タケル君。」


すると、噂のセツナが目の前に現れた。