ッ!!

目の前には、あたしを突き落とした、女子たち。

「あれ?生きてたんだ」

「あ、礼亜君は、あたしたちの物だからね」

え…?

その時、

「天音~!!」

あたしが大好きだった人の声。

「だれ?そいつ」

「ん?知らない人♪」

「見たことねぇかおだな」

礼亜君、嘘でしょ?

「礼亜、先行ってて」

「…」

「礼亜はね、あんたのせいで記憶を失ったの」