「えっ…。あ、これは違うの」 「違わねぇだろ」 凛はあたしの手を取り、教室から出ようとした。 「ちょ…!!サボるつもり?」 「何言ってんの?もう、放課後だけど」 …そうなの? ――ぐいっ 「!!!り、ん」 凛は、無言のまま、ある公園へと向かった。 「ここ…どこ?」 「俺の好きな場所」 …初めて、凛の好きな場所を知った。 まだまだあたしは、凛のこと、 知れてない。