ズキっ… 頭が…痛い。 あ… あの時のことが… 「あんたのせいなの!!」 や、めてよ!! 「…よい」 誰? 懐かしくて、落ち着く声。 「夜宵!!」 「ふぇ?…凛…」 凛… 「何?お前、泣いてんの?」 「え?」 頬を触ると、 湿っていた。