「夜宵、おはよ」 そう言ってくれたのは、 凛だった。 「凛…、おはよ」 やっぱり、 あたしは凛が好きなんだ。 見ただけで、 ドキン…、て胸が鳴る。 「あ!!凛!!」 あたしは、思わず叫んだ。 「何?」 「あ、のね、話があるから、放課後、教室に残ってて」 あたしは、 凛に告白しよう、 そう決意したんだ。