「治るんですか…?」 私の声はきっと震えていた。 好きな人に突然起きた出来事を、すんなり受け入れられないから。 「治る可能性もあるわ」 「ど…どうするんですか!?」 牧野先生は、一度息を吸った後にこう言った。 「アメリカに行くの」 「アメリカ…?」 梨ちゃんの声…震えてる…。