私を待っていたらなぜか梨ちゃんが来て、チケットを右手で持っていた。 ─梨?なんでここに?─ ─水族館でデートでしょ?─ ─なんでそのチケット…?─ ─優季ちゃんがね、いらないから あげるってくれたの─ ─梨─ ─行ってくれるよね?─ ─なんでそんな嘘つくんだ?─ ─えっ?─ ─それは優季のだよ─ ─……っ…もういい!!─ そう言うと梨ちゃんはチケットを破いて走って去っていったらしい。