私はアルバムを手に取り小学生の時の様子、成績、友達関係など、私が知っている事を全て話した。 「なんか…思い出した…?」 「ううん…」 「そっか…まぁ急には無理か…」 「…あ…コレ…」 「んん?」 優也くんが指さしたのは私と腕を組んで幸せそうに笑っている写真。 「あ…これは……」 「…俺は平田さんとつきあってるって言ったけど…これは…?」 私と優也くんが…一緒にいた…。 そんな事…言えない…。