【圭吾side】

俺がスタジオまでの廊下を歩いていたら
誰かとぶつかった。

「っ!いたっ!!」

声からして女だった。
その女は俺の顔も見ずに
すぐにケータイを拾い謝ってきた

「すいません。」

そして、その女は俺の顔を見た瞬間
ビックリした顔と共にイヤそうな顔を向けてきた
その女はもう1回

「ホントにすいませんでした。」

と謝ると急いで逃げようとした。
俺はその女の腕をつかんだ。
そして

「大丈夫?」

と王子様スマイルで聞いた。
すると、その女は作り笑顔で

「大丈夫です。」

と言いやがった。