「だから撮影現場は尚輝の法事先の近くにした。」

「「は…?」」



尚輝の法事先の近くにした?


それは…


乃亜の近くにいることが出来る?



「尚輝の法事先って海と山に囲まれてるから、
いい絵が撮れるだろうって話になってな。」

「まぁ、確かに。」



富田さんの言葉に尚輝も納得したようだった。



「あと、仁は考えて乃亜ちやんに会えよ?」

「…分かってます。」



富田さんは俺達のプライベートを知ってるけど


一つだけ誤解してる。


俺と乃亜が付き合ってるって誤解してる。


本当は俺の片想いなのに…


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