春のにおい



竹田は小学生の時から、
何かと仲の良い"腐れ縁"の奴。

「何組?」

「E。」

竹田は紙に目を落とし、
死んだ魚のような目の奥が
少し輝いた。気がした。

「俺も。」

「また一緒かよ…。」