今日は中学校の入学式。
私はばっちりセーラー服を着て、二つぐくりをして、いつでも出発できる。
でも、お母さんの準備が整っていない。
冗談じゃない、お母さんのせいで、入学式当日から遅刻なんて。
そうおもってはいるけど、お母さんも急いでいる様子なのでなにも言わない。
お母さんもだんだんイライラしてきたのか、あぁ、もう!とか、ああーごめんね、
とかいいながら、あっちへこっちへいったり来たりを繰り返している。
「何、探してるの?」と聞くと、
「口紅よ。」と、お母さんは答えた。
私はつい、かっとなって、
「どうでもいいじゃない、そんなの!」
と、
叩きつけるように言い放った。
くちごたえの少ない私がそんな態度をとるなんて、お母さんは思ってなかったようで、
一瞬目をまるくさせて、悲しそうに、
「そう、そうよね。ごめんなさいね。」
といって、気まずいまま私達は、家を出た。
口紅を塗っていないお母さんは、急に老けて、疲れて見えた。
私は式の最中も、お母さんの事を考えていた。
私はばっちりセーラー服を着て、二つぐくりをして、いつでも出発できる。
でも、お母さんの準備が整っていない。
冗談じゃない、お母さんのせいで、入学式当日から遅刻なんて。
そうおもってはいるけど、お母さんも急いでいる様子なのでなにも言わない。
お母さんもだんだんイライラしてきたのか、あぁ、もう!とか、ああーごめんね、
とかいいながら、あっちへこっちへいったり来たりを繰り返している。
「何、探してるの?」と聞くと、
「口紅よ。」と、お母さんは答えた。
私はつい、かっとなって、
「どうでもいいじゃない、そんなの!」
と、
叩きつけるように言い放った。
くちごたえの少ない私がそんな態度をとるなんて、お母さんは思ってなかったようで、
一瞬目をまるくさせて、悲しそうに、
「そう、そうよね。ごめんなさいね。」
といって、気まずいまま私達は、家を出た。
口紅を塗っていないお母さんは、急に老けて、疲れて見えた。
私は式の最中も、お母さんの事を考えていた。

