次の日、僕は教室に行かずに、 図書室に来ていた。 さすがに、放課後ではないので 誰も来なかったけど。 時折生徒達の話し声や笑い声が、 聞こえて、それさえもうるさく 感じた。 お昼のチャイムが鳴り、 時計を見た。もうこんな時間か と思いながら、僕は音楽室に 行くことにした。