そんなことを考えながら思い出していたのはハルの顔…


はっ!

なんでアイツの顔が浮かぶの!?


恥ずかしさと自分の気持ちに耐えられず、気持ちを振り切るようにひたすら駅まで走った。



転びそうになっても、息が苦しくなっても走り続けた。



でも、いくら走ってもハルの顔が頭から離れることはなくて胸はますます苦しくなった。