「な、何?」 「お前、パン買ってこい」 「え?なんで?」 「買ってこい」 「…やだ」 「いいから」 「なんで私なの?自分で買ってきてよ」 すると矢沢春夜は無言で私を睨む。 背筋が凍る。 あの冷たい目を見ると、絶対に逆らってはいけないとわかる。 「か、買ってきまあぁす…」 そして私は購買へ走った。